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2009年11月 7日 (土)

10/5 川上未映子トークショー@ABC本店

「乳と卵」で
第138回(2007年下半期)芥川賞受賞
その後いくつかの短編は上梓してきたが

初の長編。

その執筆過程については情熱大陸で
密着していたので気になってたところ。

発売されたことにも気付かなかったのだが

彼女の熱烈なファンである知り合いから

一緒に行くはずの人が
行けなくなったとかで誘われたので
トークショー行かない?のお電話。

当日のお誘いながら
仕事を強引に切り上げ
雨の青山へ急行。

作家のトークショーは
二回目だったが
今回は規模が100人くらいだった。

先に並んでいてくれたので
最前列の砂かぶり!をゲット。
あまりの近さにどちどち緊張してしまった。

参加条件は書籍の購入
未購入だったのでその場で買う形になったので
当然未読。

当日は
彼女の恩師でもある永井均
との対談形式で登場人物3人一人づつについて
語りながら進行。

永井均という人は
今、哲学という文脈ではホットな先生
爆笑問題のNHKの番組「爆問学問」にも登場。

わたくし不勉強で
「ニーチェ的」という表現とか
いわれてもよくわからなかったが

基本的には
熱心な読者としてのスタンスで
作者と交わしており
そのトークは楽しかった。
未読でも十分楽しめた。

逆に作者としては
作品の底に仕込んだものを丸裸にされていく
面もあり、なかなか複雑なものがあったけど

結局
語らずにはいられないようで

「作者としては~」と前置きして
 ついつい バラしてしまうのが
ほほえましい。

何についても言えることだが
作品は
いったんリリースされてしまえば
あとは読者の勝手なんだけど

永井先生と未映子先生との
ずれが面白かった。

(永井先生はタイトルを「ウレパミン」にすべきと主張してた)

映画の台本考える時もそうだけど
物語のもつ基本的な構造というものは
創作の過程で
適度にまぶして(きな粉でもなんでも)
わからないようにすることがセオリー

そこを逆アセンブリするのは
あまり意味がない行為だけど
マニアックなファンの遊びとしてはありかなと。

ちゃきちゃきの哲学者と
新進気鋭の文学者のバトルは

普段使わないスピードでブドウ糖
使った感じで頭がすっきりした。

ちょっと哲学かじってみようかなと思った。

まずは読む時間を確保せねば。ね。

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コメント

あの方の本、「さされるわ・・・云々」とか本をチャレンジしましたが、最後まで読めなかったよ。だって、句点がなかなかなくて、話し言葉が続いて、一文が長くて読みづらくて、古典的な俺の頭にはなかなか内容が入らないんですよ。確かに既存の文学にはないものだと思います(こんな感じの文章?)。

投稿: dsk | 2009年11月 7日 (土) 22時42分

そうだね
今回
大阪弁は封印したらしい

投稿: わたし | 2009年11月 9日 (月) 11時16分

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