« ワンサカ娘の「イェイェ」 in 1967年 | トップページ | 6/6 「マイハマバイス」ATTENTION,PLEASE! @DuoStageBBs(笹塚) »

2009年6月22日 (月)

5/30 「流れ星」東京セレソンDX @シアターサンモール(新宿御苑)

[STAFF]
劇作・脚本・演出:宅間孝行

[CAST]
宅間孝行/うつみ宮土理/山田まりや/永田恵悟/越村友一/須賀尾由二/小野了/中島弘臣/万田祐介/牟田圭吾/小谷早弥花/池田沙耶香/尾畑美依奈

最近なぜだか頭にひっかかってたTV番組、
NHKの連続テレビ「つばさ」、TBSの「スマイル」

共通項は宅間孝行。

前者は役者として後者は脚本家として絡んでいる。

役者で作家で映画も1本とってたりするマルチな人。
映画の達人という番組をフジテレビでMCやってる。
※この番組も面白い。要チェック!

そんな宅間氏の主宰する劇団
東京セレソンDXの芝居があることをネットで知り、
衝動的にチケットを取る。

調べてみるとあのTBSドラマ「歌姫」も
もともとはこの劇団で上演した芝居だったことを知る。

最近ライブ・芝居に興味がどんどん湧いてきて、
せっかく東京という場所に住んでいるのだから
なるべく足を運んで現場を
「眼」で見てみたい・体で感じてみたいという欲求に
駆られている。

芝居鑑賞という嗜み自体が実に慣れないことで
そのあたりの戸惑いも楽しみつつ
新宿シアターサンモールに足を運んだ。
(名前はよく聞くけど初めて入った。)

物語は現代の東京の片隅にある下宿屋が舞台
そこの主である熟年夫婦がこの物語の主人公。

うつみ宮土理演ずる夏子と宅間孝行演ずる謙作
この夫婦の純愛を主題にした
いい意味でべたな物語。

3年前に上演したものの再演

すごく良くできている本を
きっちり演じる役者達に夢中になって
全く飽きさせない。

ドラマの構造は
時代性とファンタジーをてこにして謎を中心に
さまざまな人が織りなしていく群像劇の形をとっている

現代を起点にして始まった物語は
衝撃の結末をあっさり先に提示してから
タイムマシンを自然にはさんで
舞台は昭和45年の下宿屋「徳秀館」に移る
(セットも微妙にチェンジ)

そこは舞台が下宿屋であることを利用して
味ある人々が出放題。

浪人生とか、売れないアングラ役者とか。
70年代臭がぷんぷん。
もちろん万博も忘れていない。

そんな大好きなそして落ち着く昭和の世界を
まじめに根底に敷き詰めて物語は進行。

そうして色々な事(謎解き)があって
再び現代に戻ってくると、再び冒頭
のシーンが繰り返されるが情景が一変。

真実を知ってしまった今は、
すっかり意味が全く変わってしまっている。
そこが本当にクライマックス

「あぁ なんてべたな構成を・・」
と思いつつ してやったり涙が止まらない。
勘弁してという感じで

がっつり笑わせ、泣かせる作品。
ハンカチ必須の作品。

人生の意味。好きな人と過ごす時間の意味
そんなものを考えさせられた。

こういう時代にあえて、
昔を重ねて考察してみることで
見えてくる「意味」。

単なる懐古趣味では決してない
なかなか味わい深い仕掛けをしているとは思うが
堅苦しさなんて感じる余裕もないくらい
エンタメしているからご心配無用。
※ついつい分析(こじつけ)癖がでてしまって
つまんない奴と自分でも思う。

やっぱり「べた」が大好きであることを
改めて理解した次第。。

上演前に行う色々な注意事項の前説が
ふつうはアナウンスで行わるものだが

これを芝居仕立てで行うのにはびっくり。
わくわく感を煽る楽しい演出だと思う。

まだ客が立って歩いていたり、私語が響く明るい中で
行われる芝居もなんか奇妙で面白かった。

次の作品も見たい。芝居鑑賞に火がついた感ある。

ちなみ帰りは廣島風つけ麺「ぶちうま」新宿御苑店
寄ってつけ麺を頂きました。

|

« ワンサカ娘の「イェイェ」 in 1967年 | トップページ | 6/6 「マイハマバイス」ATTENTION,PLEASE! @DuoStageBBs(笹塚) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/124424/45415377

この記事へのトラックバック一覧です: 5/30 「流れ星」東京セレソンDX @シアターサンモール(新宿御苑):

« ワンサカ娘の「イェイェ」 in 1967年 | トップページ | 6/6 「マイハマバイス」ATTENTION,PLEASE! @DuoStageBBs(笹塚) »